社労士試験を独学で【挑戦】|そもそもメリットはあるのか?予備校との違い!

- 社労士って独学でいけるかも?
- 勉強費用をできるだけ抑えたい
ども、社労士しゅん太郎です。
さて『社労士試験は独学で合格は可能なのか?』
[jin-iconbox10]実際に独学で社労士試験に合格している人がいるんで可能[/jin-iconbox10]
ってのが、社労士試験の経験者としての回答になります。
ですが、独学で挑戦する場合は【目指す注意点】や【まわりが予備校を選ぶ理由】を踏まえて目指しましょう。
この記事は、社労士試験を独学or予備校にするか悩んでいる人のために作成しています。
[chat face=”syunta5.jpg” name=”シャロ太” align=”right” border=”green” bg=”none” style=”maru”]どちらにするかは早期に判断しよう[/chat]
独学で社労士試験を合格できる確率
まずは独学で社労士試験に挑む人がどれだけいるのかです。
残念ながら正確な数字は公表されていません。
理由は集計するメリットが社労士会・予備校にもメリットがないからですが参考程度の情報はあります。
[jin-iconbox10]社労士試験合格者の約2割が独学者[/jin-iconbox10]
これを少ないと思うか多いと思うかは人それぞれです。
例えば2021年の合格者数で試算してみましょう。
[jin_icon_pencil color=”#e9546b” size=”18px”]受験者数37,306人
[jin_icon_pencil color=”#e9546b” size=”18px”]合格者数 2937人
2937×20%=587人
[jin_icon_pencil color=”#e9546b” size=”18px”]独学者の合格率
587/37,306=1.5%
ただでさえ狭き門の社労士試験において、独学合格となるとかなり厳しい数字です。
しかも合格当時は独学だったけど、社労士講座受講したことがある人も含まれていると考えるべきです。
自分なら独学を諦めるレベルですが、合格している人がいるのも事実です。
[chat face=”syunta5.jpg” name=”シャロ太” align=”right” border=”green” bg=”none” style=”maru”]この時点でぶれない人は強者です[/chat]
独学で社労士試験が難しい理由!
社労士資格を、独学で目指すのが難しい理由は大きく分けて3つあります。
[box01 title=”社労士試験が難しい理由”]
- 時間がかかる
- 法改正対策が難しい
- 試験方法がいじわるすぎる
[/box01]
社労士試験に独学で挑戦するのは簡単です。
しかし、目的はあくまでも【社会保険労務士合格】なわけで、独学の難点を理解しておかないと無駄な時間に終わります。
[chat face=”syunta5.jpg” name=”シャロ太” align=”right” border=”green” bg=”none” style=”maru”]時間は有限![/chat]
独学注意点①【時間】
独学で社労士試験に挑戦する上で、一番の難点が【時間】です。
[jin-iconbox01]独学は勉強内容と関係ない作業(時間)が必要[/jin-iconbox01]
社労士講座だとテキストはもちろんのこと、実績をもとに様々な情報を提供してくれます。
勉強法やスケジュール目安に助言と、ときに勉強内容をよりも価値があるものです。
独学はそれらも含めて自力で行う必要があり、社会人が多く受ける社労士試験にとってはデメリットの1つになります。
[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]独学の難しい理由①
- スケジュール
- 法改正の対応
- 理解に要する時間
社労士試験は、【理解して=問題を解く】シンプルな勉強法が基本スタイルですがどうしても時間を費やします。
さらに科目数の多さもあるので、独学で社労士試験を目指す場合は徹底した効率(計画)を意識して行うことが必要です。
法改正も自分で情報収集したり、質問すればすぐにわかることも自己理解が主体となり時間を要します。
[chat face=”syunta5.jpg” name=”シャロ太” align=”right” border=”green” bg=”none” style=”maru”]独学は徹底的な効率が必須[/chat]
独学注意点②【法改正】
社労士試験は、法律改正が多い分野が範囲となります。
[jin-iconbox01]社労士試験はタイムリーな情報の収集が必要不可欠![/jin-iconbox01]
[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]直前対策の主な情報
- 法改正
- 統計データ
- 厚生労働白書
これらの情報を全て覚えることは不可能なほど、膨大な量です。
どこを捨てて、どこを抑えるなどの情報を独学でキャッチするのは労力が必要になります。
独学で社労士試験を挑戦する上で、最後の壁と言っていいです。
[chat face=”syunta5.jpg” name=”シャロ太” align=”right” border=”green” bg=”none” style=”maru”]独学の難しいポイント![/chat]
独学注意点③【試験方法】
社労士試験が難しいといわれる一番の理由が【試験方法】です
[jin-iconbox01]社労士資格は中毒性がある試験方法[/jin-iconbox01]
社労士試験は、独学でも合格ラインに到達するのは難しくありません。
むしろ本気度があれば誰でも到達可能です。
だからこそ、『あと1点で合格できた』と悔し涙を流し繰り返し受験する人が多く存在します。
[chat face=”syunta5.jpg” name=”シャロ太” align=”right” border=”green” bg=”none” style=”maru”]5回以上受ける人もいる[/chat]
[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]社労士試験が難しい理由
- 苦手科目を作れない
- 全科目に基準点がある
- 総合点数にも基準点がある
9割で満点を取っていても、1科目でも基準点に達しいなければ不合格という非常な試験です。
人によっては、難関大学に合格するより難しいといわれるのが社労士試験です。
独学で社労士試験を挑戦するためには、時間・法改正・試験方法を理解しておく必要があります。
社労士試験【選択式】の勉強ポイントはこちら[jin_icon_arrowbottom color=”#e9546b” size=”17px”]
https://sharoom-blog.com/sr-sentakusiki/
独学【可能な人】と【NGな人】
ここまで社労士試験を独学で挑戦する注意点を紹介してきました。
それを踏まえて社労士として、独学で挑戦していい人とダメな人を線引きします。
[jin-iconbox02]独学or予備校かは早期に判断すべき[/jin-iconbox02]
独学で何度も社労士試験に挑戦して、結果【合格】できればまだいいですが取得できなければ努力も無駄に終わります。
さらに独学は、予備校よりも費用がかかるケースもあるので注意してください。
[chat face=”syunta5.jpg” name=”シャロ太” align=”right” border=”green” bg=”none” style=”maru”]自分はどっちかしっかり判断しよう[/chat]
独学で【合格可能な人】
まずは独学で社労士試験を挑戦しても【可能性がある人】です。
[jin-iconbox08]社労士試験に対する【ものさし】をもっている[/jin-iconbox08]
【ものさし】ってなんぞやって話ですが、まずは社労士の科目範囲をみてください[jin_icon_arrowbottom color=”#e9546b” size=”17px”]
[box02 title=”社労士試験の科目”]
- 労働基準法
- 労働者安全衛生法
- 労働者災害補償保険法
- 雇用保険法
- 労働保険徴収法
- 労働一般常識
- 健康保険法
- 国民年金法
- 厚生年金法
- 社会保険一般常識
[/box02]
社労士試験の範囲は、計10科目です。
ボリューム感は市販テキストでなんとなく想像はつきますが、勉強を始めてみないと実際の社労士試験範囲を判断できません。
そこで必要になってくる3つの要素がこちら[jin_icon_arrowbottom color=”#e9546b” size=”17px”]
- 実務経験がある(実務力)
- 勉強慣れしている(計画性)
- 試験の経験者(経験値)
3つ全てではないですが、社労士試験を独学で挑戦するなら最低限どれかはあるべきです。
社労士試験は合格ラインに達るまでに半年~1年間を要します。
長期的になる社労士試験において、どれか1つでもあれば勉強のペース感や時間配分の【ものさし】になるので重要な能力です。
[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]ものさしがあることで
- 自分にあった勉強法が見つけられる
- 計画からの実行力(←超大事)
- 実務から得た法律の知識
- 経験からの反省を活かす
なんとなくでの独学挑戦は、高い確率で挫折につながるので注意してください。
[chat face=”syunta5.jpg” name=”シャロ太” align=”right” border=”green” bg=”none” style=”maru”]しゅん太郎もそうだった![/chat]
独学で【向いてない人】
独学で挑戦することを否定しませんが、残念ながらすべきでない人もいます。
[box01 title=”独学が向いていない人”]
- 時間の確保が難しい
- 自己理解が苦手な人
- 費用へのこだわりが弱い
[/box01]
社労士試験の受験生は、ほとんど社会人です。
社会人をしながら勉強時間の確保は、思っている以上に大変です。
目安時間を考えると独学で社労士試験に挑戦するなら、最低でも6ヵ月は確保したいところです。
[jin-iconbox08]社労士合格の勉強目安時間は600~1000時間[/jin-iconbox08]
資格予備校は、忙しい社会人でもスキマ時間を活かした学習ができるように効率化されています。
それがない独学には、時間の確保は絶対的必須事項です。
それに社労士試験は法律条文の連続で理解に苦労する点もあるので、自己解釈が苦手な人も独学は向いていません。
さらにお金に無頓着に必要なもの追加していくと、あれよあれよと資格予備校くらいの費用に近づいてしまいそもそも独学で挑戦している意味がなくなります。
[chat face=”syunta5.jpg” name=”シャロ太” align=”right” border=”green” bg=”none” style=”maru”]本末転倒![/chat]
ちなみに、社労士試験のおすすめ入門テキストはこちら[jin_icon_arrowbottom color=”#e9546b” size=”17px”]
https://sharoom-blog.com/sr-skil-huan/
独学のメリットは費用にはない!
社労士予備校と独学の違いってなんだろ?
- 社労士予備校のメリット
- 独学はいくらかかる
この2つの比較で、独学でいくべきかの判断がつくはず。
おそらく、【独学で目指す意味って?】となると思います。
そもそも独学は【安いのか?】
『独学ってホントに費用を抑えられるのか?』
そもそも社労士を独学で目指す場合、揃えるものが結構あります。
[jin-iconbox10]社労士試験を独学でも最低約3万円はかかる[/jin-iconbox10]
独学といっても、社労士試験は案外そろえるものが多くあります。
[jin_icon_check color=”#e9546b” size=”18px”]独学合格するための必須アイテム
必須アイテム | 費用 |
メインテキスト | 4,000~20,000 |
サブテキスト | 3,000~ |
選択式問題集 | 5,000~ |
択一式問題集 | 4,000~ |
模擬試験 | 10,000~ |
直前対策 | 2,000~50,000 |
*模擬試験は1回で計算
*直前対策は市販テキスト~予備校の幅
スマホアプリで問題集を購入したりするとさらに費用はかさみます。
さらに言えば、3万円でも情報が物足りないくらいなので独学でも4万~5万は予算として必要になります。
ちなみに社労士予備校は、安いところで5万円~です。
たった、数千円を節約するために独学で学ぶ意味って、、、
[jin-iconbox03]合格を目的にするとそもそも『独学で費用を抑える』はほぼ成立していない[/jin-iconbox03]
分厚いテキスト&問題集1冊づつで挑戦するなら1万円もいきません。
ただ社労士資格を勝ち取る確率は、とてつもなく低いといっていいでしょう。
[chat face=”syunta5.jpg” name=”シャロ太” align=”right” border=”green” bg=”none” style=”maru”]でも独学には大きなメリットが隠れてる[/chat]
独学で本気で挑戦かを【試す】
独学の期間は個人的にかなり大事だと身をもって実感しています。
[jin-iconbox03]独学時期は自分が本気で社労士を目指したいかを【試す期間】[/jin-iconbox03]
そこが独学の最大のメリットだと感じてます。
しゅん太郎も、独学期間3カ月&予備校12ヵ月で社労士合格を勝ち取りました。
[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]独学期間があって良かった点
- 自分は本気だとわかった
- 独学のメリットがなかった
- 早く社労士になりたくなった
いきなり社労士講座を受講した場合の、最大のデメリットは挫折です。
勉強意欲が高まった勢いで受講スタートしたものの、数ヶ月でテキストを読まなくなるなんてことは可能性として十分あります。
[chat face=”syunta5.jpg” name=”シャロ太” align=”right” border=”green” bg=”none” style=”maru”]たまにメルカリで未使用とか目にする、、、[/chat]
独学から始めることで本気度を確認して、社労士講座を選択する人は間違いなく最後まで走り切れます。
そんな思いを試すのに、独学期間ってけっこう大事なんです。
しゅん太郎は、大原の通学講座でしたが徐々に受講生が1人2人と減っていきました。
結果、合格者リストにはいませんでした。(受験したのかさえ不明)
いきなり社労士講座は、『挫折するリスク』が独学からスタートした人よりも高いといっていいでしょう。
テキストの【ありがたみ】
これも独学から社労士講座に変更してから、かなり実感したポイントです。
[jin-iconbox08]独学→社労士講座テキストはめっちゃわかりやすい[/jin-iconbox08]
独学から始めていないと感じられないポイントですが、ホントにわかりやすかったです。
[jin_icon_check color=”#e9546b” size=”18px”]独学テキストの悩み
- 文字がギッシリ
- 体験版をやってる感覚
- スピード感がつかめない
市販テキストは1ページごとに文字がギッシリなものが多く、ひたすら細かく暗記して疲れ果てるのルーティンでした。
気持ち新たに社労士講座のテキストになってからは、見やすさで吸収力がグッと向上しました。
最初から温室な社労士講座に通っていたらありがたみを感じなかったと思います。
[chat face=”syunta5.jpg” name=”シャロ太” align=”right” border=”green” bg=”none” style=”maru”]余白の多さが新鮮でした[/chat]
社労士予備校に興味があればこちら[jin_icon_arrow color=”#e9546b” size=”16px”][jin_icon_arrow color=”#e9546b” size=”16px”]
https://sharoom-blog.com/sr-select/
独学の費用感で受講できる社労士講座
社労士試験に独学で挑戦するさいに、費用を抑えるメリットはほとんどありません。
でも、費用を抑えた勉強をしたいのは当然の考えです。
ということで独学費用にちょっとプラスするだけで受講できる社労士講座を紹介します。
[jin-iconbox05]
- 山川社労士予備校
- スタディング
- 教育訓練給付対象講座
[/jin-iconbox05]
社労士講座も案外安いんだ?
と思える費用感なので、【絶対独学】って気持ちは少し和らぐかもしれません。
[chat face=”syunta5.jpg” name=”シャロ太” align=”right” border=”green” bg=”none” style=”maru”]目的は社労士試験合格[/chat]
独学サポート【山川予備校】
おそらく独学からもっとも身近なのが、山川社労士予備校です。
山川社労士予備校は、急な出費にならず月額4,000円(税抜)で始められます。
[jin-iconbox09]
- 月額4,000円で講義見放題
- 講義で理解力が高まる
- 効率的な勉強に繋がる
[/jin-iconbox09]
独学に限界を感じたらぜひ検討してみてください。
[chat face=”syunta5.jpg” name=”シャロ太” align=”right” border=”green” bg=”none” style=”maru”]講義があるとないは大きい![/chat]
社労士講座【スタディング】
続いては、スタディングです。
タブレット世代においては、かなりありがたいコスパ型の社労士講座になります。
[jin-iconbox09]
- 5万~7万で受講可能
- web機能が優秀すぎる
- とにかくコスパがいい
[/jin-iconbox09]
山川予備校との比較は難しいですが、スタディングの方が社労士講座よりって感じです。
[chat face=”syunta5.jpg” name=”シャロ太” align=”right” border=”green” bg=”none” style=”maru”]web機能はモチベーション上がるよ[/chat]
【教育訓練】で費用を抑える
独学で挑戦する目的は、なんといっても費用を抑える点です。
さすがに独学まで費用を抑えることは出来ませんが、教育訓練給付金でけっこう安く社労士講座を受講できます。
[jin-iconbox09]教育訓練給付金で社労士講座が20%安くなる[/jin-iconbox09]
選ぶ社労士講座によっては5万円以上も費用を抑えることができます。
独学に意固地にならずに、大きなメリットがあるわけではないので合格率をあげるためにも社労士講座を視野に入れていきましょう。
教育訓練給付金対象の社労士講座まとめはこちら[jin_icon_arrowbottom color=”#e9546b” size=”17px”]
https://sharoom-blog.com/sr-education-list/
独学で挑戦【まとめ】
ということで、独学で社労士試験を挑戦するメリットなどを紹介してきました。
いかかでしたか?
この記事を読んで『それでも独学だ』ってぶれないのなら、あなたは十分可能性はありますが時間は有限であることを忘れないでください。
目的は【社労士試験合格】であって、【独学での挑戦】ではありません。
限界を感じたら社労士講座も検討していきましょう。
[chat face=”syunta5.jpg” name=”シャロ太” align=”right” border=”green” bg=”none” style=”maru”]判断は早々にしよう![/chat]
[box02 title=”社労士講座を独学挑戦のまとめ”]
- 独学はいうほどメリットはない
- 最初は独学がおすすめ
- 独学は本気度を確かめられる
- 独学→社労士講座は挫折しにくい
- 独学→講座テキストは分かりやすい
- 時間は有限だから独学にこだわらないように
[/box02]
参考までに、しゅん太郎が社労士を一発合格できた予備校は【資格の大原】です。
https://sharoom-blog.com/sr-oohara/