【実務&社会人経験ゼロ】から社労士|着実なキャリアアップの方法を徹底解説!
- 社労士資格の取得したい
- 取得してキャリアアップしたい
- 実務未経験でも取得して意味ある?
ども、社労士しゅん太郎です。
筆者は、実務はもちろん社会人経験もないなか社労士を目指しました。
新卒を捨てて社労士試験に挑むなんて、今思うリスキーな選択をしたなと思います。(若さってスゴイ、、、)
同時に『過去の自分よくやった!』と感謝もしています
大学卒業した年に社労士試験に挑み無事一発合格した筆者ですが、そこからが意外と大変でした。
筆者のように社会人未経験とまではいかないにしても、実務未経験で社労士を目指す人が失敗しないキャリアアップ方法を解説していきます。
社労士試験を乗り越える労力があれば未来は明るい!
- リアルな社労士試験の概要
- 社労士試験の勉強の始め方
- 社労士資格を取得後のリアル
- 実務を積み始めた社労士の実情
社労士試験のリアルを知る
社労士を目指したいけど、『実務経験がない人』は一定数いるかと思います。
筆者なんて、実務どころか社会人経験すらない状態で社労士の勉強をスタートしました。
労働保険と社会保険は、生きる上で絶対的に欠かせない物です。
- 労働によるケガ
- 失業に対する保険
- 休業に対する保険
- 労働問題に対する知識
- ケガや老後に対する年金
あげればきりがないほど生活や労働に関係する社労士の知識はホントに役立つことばかりです。
これらの知識を全て把握しているのが、社会保険労務士である社労士
ホント役立つ資格だと実感してます
社労士のリアルな【合格率】
『ちょっと社労士に興味を持ち出した!よし目指そう!』
、、、って合格率低すぎやろ!
『こんなん無理!ムダな努力になるかもだからやっぱやめる!』
って、スタートで思いとどまる人が一定数います。
確かに、社労士試験は合格率は平均すると6~7%台と非常に低いです。
でも!
筆者は社労士を目指していた当時から思っていたことがあります。
『全体の合格率にビビる必要ある?』
その理由がこちら
- 来年本番で記念受験する人
- 合格ラインに到達していない人
- そもそも周りの受験生を気にする必要がない
言い方が悪くなりますが、記念受験やボーダーラインに到達していない人を含めた合格率になんの意味もありません。
『今年絶対社労士になる』&『合格ラインに到達している』人だけで計算すれば実際の数字は20~30%以上になるはずです。
そもそも受験生が何人いようが、自分より頭のいい人がいようが社労士試験においては関係ありません。
- 社労士試験は順位関係なし
- 合格条件をクリアすれば全員合格
社労士試験は、上から順に合格するわけでもなく、なんならボーダーラインをクリアすれば全員受かります。
結果、自分自身がちゃんと合格ラインに到達しているかだけ気にすればいいんです。
毎年の合格率や受験生の数は、ほぼ気にする必要はありません。
数字ほど大きなハードルではない
社労士試験の【方法】
社労士試験は前述したように、合格率(約6%)ほど難しくありません。
シンプルだからこその難しさが社労士試験にはあるけど、難しい用語を記述したり法律を使った論文なんてこもありません。
『とにかく答えを選択していくのみ』
初学者でも始めやすいのが社労士試験
社労士試験の対策や挫折しにくい勉強法は別記事で紹介しています
社労士試験の【受験要件】
社労士試験は、残念ながら誰でも受験できる試験ではありません。
厳しい受験要件ではないけど、最低限の基準が設けられているので確認しておきましょう。
- 学歴要件(大・短大レベルでOK)
- 実務要件(3年以上)
- 国家資格取得(難関多め)
実務経験は、社会保険労務士連合会に問い合わせると要件を満たしているか確認もとれます。
詳しい受験要件、【社会保険労務士会公式サイト】で確認しましょう。
高卒の場合は、社労士試験の受験要件を満たしていない可能性があります。
ですが、プラスにとらえて勉強と実務経験を同時に積んで将来の経験値にしましょう。
受験要件はそこまでハードルは高くないので安心です
社労士を目指すには?
社労士は、毎年8月にある試験に合格する必要があります。
【独学or社労士講座】で目指すか迷いますが、一択です。
キャリアアップ意欲で、意気込んで社労士講座申込んで、、、挫折、、、!
そうならない為に、まずは社労士を目指す本気度を試すためにも独学で学んでみましょう。
とくに初学者は、いきなり社労士講座は挫折リスクもあるので注意です。
市販テキストでまずは自分の本気度を試す
社労士試験は【独学可能?】
社労士を目指す人の割合でいえば、どこかしらの資格予備校で学ぶ人が大半です。
でも!
正確な数字は公表されていませんが、そのくらいはいるといった程度の参考情報です。
筆者の周りにも独学合格者はかいますが、かなりストイックな人ばかりで相当勉強慣れや根性が求められます。
なので限界を感じたら、資格予備校の力をかりることも検討していきましょう。
- 直前対策
- 法改正対策
- 模擬試験(最低2回)
これらは資格予備校が行っていますが、独学の人でも参加が可能です。
独学でギリギリまで粘ってもいいですが、本気で社労士合格を目指すなら必ず参加しましょう。
とはいえ、いきなり社労士講座は挫折リスクもあるので最初は独学でOKです。
独学志向が強めな人におすすめの社労士予備校を別記事でまとめてます
限界を感じたら【予備校】
独学で社労士試験に挑むことに限界を感じたら、資格予備校を選択しましょう。
目的は、社労士試験に合格して実務経験を積むことです。
社労士講座は、独学より確かに費用は大幅にかかります。
でも、それは実務を積んだ社労士になればペイできる費用です。
社労士合格を第一優先に考えよう
ちなみに、独学からスタートして予備校に切り替えると驚くほど知識の吸収スピードがあがります。(めっちゃ実感した点)
社労士講座選びは別記事でまとめてるのでよければ参考にしてください
社労士として実務をつむ
社労士試験に合格したらいよいよ実務経験です。
実務をつむ上で、まず自分がどんな社労士になりたいかイメージしていきましょう。
『とにかく社労士の実務が優先』だとと思わぬ挫折に繋がるのでどんなステップアップをするかはとても大事です。
- 企業専属の勤務社労士
- 独立志向の社労士法人
- 一気に開業して社労士
堅実か一気に成長かで実務力に違いがでるよ
堅実な【勤務社労士】
堅実に社労士の実務をつみたいなら、企業求人を探していきましょう。
筆者も勤務社労士として実務を15年経ちましたが、色々ありました、、、。
- 給与実務は嫌でも身につく
- 保険手続きも嫌でも身につく
- モンスター社員でメンタルやられる
社労士の実務は多岐にわたるので、苦手分野があったりします。
筆者は、弁護士よりの労働問題は経験値として低いですが給与や保険実務はかなりつみました。
社労士業務に特化した事務所と違って、企業実務は多岐にわたるので幅広くマイペースに経験することが出来ます。
効率的に社労士求人を探すポイント
ここからが本題の社労士としての実務の世界です。
無事社労士試験に合格した筆者は、ここからは華やかなキャリアアップが続くと信じていました。
実務どころか社会人経験のなかった筆者は、ここからが大変でした。
ですが安心してください。
難関資格である社労士試験を突破した気力さえあれば、乗り越えられるハードルです。
なんせ、社労士試験合格という高いハードルを乗り越えたのですから。
ですが、やみくもな就職活動では社労士の実務経験をつむのが遅れてしまうのでしっかり注意点を知っていきましょう。
実務経験がなくても根拠のない自信が大事
- 資格をアピールしすぎない
- 勉強中から求人サイトに登録
- SNSで社労士仲間と交流する
実務経験ゼロからの対策は別記事でもまとめています
資格を【アピールしない】
『あんだけ努力して取得した社労士資格をアピールしないのはもったいない』
すごく気持ちはわかります。
わかるんですが、それでは社労士として実務をつむには遠回りです。(筆者はそうでした)
そもそも面接官は、総務や人事を経験している人が大半です。
つまり社労士資格をどれだけ苦労して取得したかは容易に想像できます。
なのでそこだけをアピールされると、いい印象で受け取ってくれません。
- 経験した業界の求人を探す
- 他の実務力をアピールする
- 何よりも大事な人間性をアピール
総務人事はどの企業にも必ず存在します。
あなたが経験した業界をメインに探すことで、漠然と探すよりも効率的です。(アルバイトでもOK)
すでに業界の実務を得ているので、問題点や改善すべき点を社労士としての知識と結びつけることでアピールに繋がります。
なにより、社労士は労働問題などデリケートな部分に触れる事になり、人間性をかなり重要視します。
企業は一緒に働きたいと思える人を採用したいことを忘れないで下さい。
実務を得るために経験をアピール
勉強中から【求人探し】
これはぜひやってほしいことです。
なぜなら!
- 無資格でも採用求人がある
- 試験中のモチベーションになる
筆者も自分の価値はどのくらいかと、よく求人をチェックするんですが無資格でも募集している求人はよく見かけます。
運よく採用されれば、資格取得よりも実務経験をさきに得ることができるのでおすすめです。
比較的に社労士法人がそのケースが多いのですが、それがまたメリットになります。
これがまた知識の吸収に役立つので、リアルな実務を聞ける場を勉強がてら探しましょう。
なにより、社労士勉強中に求人をみることでかなりモチベーションになるので滅入ったときに見るの効果的です。
社労士求人はマジでチェックしよう
総務人事の実務経験をつむならこちら
SNSで【社労士仲間】
これは陰キャには厳しいですが、けっこうおすすめです。(筆者はムリ)
というのも、社労士は士業資格なので人脈作りができるかで実務力の身につくスピードが違ってきます。
打算的に行くのはおすすめしませんが、社労士試験の勉強をしている人は総務人事で働いている人も多くいます。
筆者もかりに参加して、人間性に魅力を感じたら『うちで働かない?』って言っちゃいそうです。(信頼できるパートナーがせつに欲しい)
思わぬ出会いがあるかも!
社労士の気になる年収
『苦労して社労士になっても、年収が低ければ意味がない!』
って人が大半でしょう。
ということで、社労士しゅん太郎の年収もふくめて紹介していきます。
- 勤務社労士の年収
- 社労士法人の年収
- 開業社労士の年収
正直言って、『社労士になったから年収がグンッと上がる』ってことはありません。
大事なのは、社労士としてのスキル向上をどれだけできるかで年収も決まってきます。
筆者の【年収】
ちなみに、勤務社労士代表としてしゅん太郎(ちなみに36歳)の年収を紹介します。
『少なっ』って言わんといてください。
- 土日祝日休み
- 残業ほぼゼロ
- 休みたいとき休める
- フレックスタイム制
かなり自分の裁量で仕事をコントロールできています。
フレックスタイム制については、社労士知識を活かして自分で提案した結果です。
ほぼノーストレスで、残業ほぼなし、ブログで副業、、、悪くない環境だと思っています。
しゅん太郎の洗いざらいの年収は別記事でどうぞ!
一方、社労士法人の場合はここまでの年収はよほど経験を積まないと厳しいかなという印象です。
実務経験があれば、しゅん太郎以上の年収は余裕で可能な求人がたくさんあります。
社労士法人の求人を見ていると、転職衝動がすごい高まる内容のものばかりです。
自分のスキルを高める求人が豊富
開業社労士の年収
勤務社労士&法人は企業に属しているので、毎月の給与は保障されています。
ですが、開業社労士はそうはいきません!
当然ですが、開業社労士=社長です!
自分の力でどれだけやれるかで、社労士としての年収も決まってきます。
ちなみに営業スキルが高い社労士ともなると、年収1,000万円超えも珍しくありません。