- 実務経験なし
- 社会人経験なし
- 合格が目的になってる
3拍子をひっさげて社労士を目指した【しゅん太郎】です。
似たような人は、ちょっとまって!
しゅん太郎は『社労士資格さえ持てば、この先どうにかなる』と思い込んでいました。
そんな経験からまず一言!
【私の失敗談】から社労士を目指してはいけない人の特長や理由を紹介していきます。
とはいえ、誰でも向いている資格とも感じているので社労士を目指す理由付けや対策をしっかりしていきましょう。

資格は2パターンあることを知る

国家資格は、世の中でも認められたものばかりです。
ですが国家資格には、就職しやすいものとしにくいものがあると知っておきましょう。
- 専門学校系の国家資格
- 予備校系の国家資格
そして、社労士は後者(予備校系)にあたります。
じつは!
予備校とは、【資格の大原】や【スタディング】など数多くあります。
『予備校系資格はなぜ就職しづらいのか?』特長や理由をみていきましょう。
専門学校系資格
看護師、美容師、整備士など資格がないと出来ない仕事を専門学校で学ぶことになります。
企業は、実務経験がなくても育てる前提で採用する資格です。
求人自体の需要と供給が常にあり続ける資格でもあります。
一方で、やめてしまうと資格の持ちぐされにもなりかねないのが唯一のデメリットです。
予備校系資格
続いては、予備校系資格の特長です。
- 社会人が目指す
- キャリアップを意識
専門学校系資格と違い、社会に出て必要だと思って学びだすのが大きな特長です。
キャリアアップを目的として取得することが多いのが予備校系の資格です。
- 弁護士
- 公認会計士
- 税理士
- 司法書士
- 中小企業診断士
- 社会保険労務士
- 行政書士
- 簿記やFPなど
実はこれらの資格は、働く上で必ず必要というわけではありません。
士業系は独立するなら取得必須ですが、企業で働く場合は優先されるのは【知識】です。
とくに社労士はそれが顕著で、資格よりも実務スキルの方が優先されます。
ちなみにしゅん太郎が社労士を目指した理由はこちら

ホントに社労士は就職しづらい?
社労士を目指している人のモチベーションばかり下げてもしょうがないので
でも!
今では、弁護士ですら職につけないなんてことを耳にすることもありますが、社労士や行政書士は顕著です。
就職しづらい理由
- 実務経験を求められる
- 合格ばかりを意識している
- 資格そのものより人脈が結構大事
社労士は実務経験が必須?
社労士が行う仕事は、社会・労働保険などの手続きが主となります。
でもこれって、、、
あんな苦労して取得した社労士資格をバカにするようで悲しくなりますが、現実としてはそうです。
なんなら、企業で働く身としては実務経験のない社労士よりも経験のある無資格の人の方が重宝されます。
社労士歴10年以上ですが、感覚的にこんな優先度な気がします。
- 社労士資格あり&実務経験あり
- 社労士資格なし&実務経験あり
- 社労士資格あり&実務経験なし
実は、しゅん太郎は③でした。
なので、社労士試験は1発合格でしたが働きだすまでに結構な時間を要したのを覚えています。
残念ですが、私が採用するとしても社労士資格よりも実務スキルを優先してしまいます。
合格ばかりに気をとられがち
これも社労士として仕事につけるのが遅れた要因でもあります。
しゅん太郎が社労士を目指したときの状況がこちら
- 大卒のフリーター
- 社会人経験なし
先のことなど考えなしに、とにかく『社労士試験に合格=就職できる』なんていうアホな公式を作り上げていました。
実務経験のある人は、なんにも気にせず社労士試験に集中して問題ありません。
ですが、しゅん太郎のように社会人経験すらもない場合はしっかり先を見据えた行動も必要になります。
社労士になるなら人脈も大事!
これは前段の話の続きにもなりますが、人脈があるかないかも大事になります。
なぜなら!
社労士は、とにかく数多くの社員情報を扱うことになります。
勤務社労士として働く場合も、お金を扱うことにもなる会社の心臓部です。
誰でもかれでも総務や人事で働けるわけではなく、ある程度の人間性も重要になってきます。
『じゃ、実務経験もなく社労士を目指すとか無謀じゃないか?』
って思うかもしれませんが、社労士に受かるための勉強だけでなくその後のキャリアアップの対策も含めて行っていきましょう。
社労士の仕事に就くための対策!
実務経験、社会人経験がないからといって社労士として仕事につけないわけではありません。
しゅん太郎自身、それで今では板挟みの総務課長として働いています。
これまで説明してきたのは、社労士として就職しづらい理由です。
はれて社労士になったあとのことも、事前に準備していきましょう。
ちなみに社労士として働くうえで、先をみすえた判断はとても大事な能力です。
独立志向には関係ない
社労士は弁護士や公認会計士などと同じで、士業系資格です。
さんざんマイナスなことを書いてきましたが、起業が目的の人にとっては社労士はかなり魅力的な資格だと思います。
魅力的な理由
- 自宅を事務所
- 初期投資が少ない
- 社労士の需要も高まっている
とにかく初期投資を最小限に抑えて独立できるのが社労士資格のメリットです。
事務所は自宅でOKなので、パソコン1つあれば独立できちゃいます。
認知度についても、しゅん太郎の肌感覚ですがだいぶ高まったなと実感しています。
受験中から仕事探し
とはいえ、実務経験ゼロのままでの社労士開業はなかなかいばらの道です。
まずは実務を積みたいのなら社労士試験の受験中からアンテナはっていきましょう。
実務は勉強にもプラスになるので、就職や転職目的で常に求人情報を見ることをおすすめします。
社労士受験中でも、アンテナはって求人を探して未来のイメージをもちましょう。
士業系の求人といえば、【【管理部門特化型エージェントNo.1のMS-Japan】
】です。
社労士資格のスキルを活かせる求人が集まるので常にチェックしよう。
社労士資格がなくても登録可能だし、なくても応募できる求人もあります。
実務経験を講座で学ぶ
社労士試験に合格しても、あくまでも資格保持者として認められるだけです。
社労士と名乗るためには、都道府県会に所属する必要があります。
実務経験が2年に満たない場合は、【事務指定講習】を受講する必要がありますが年に1度しか行っていません。
そんな時の為に、資格予備校は実務経験のない人向けに講座を設けています。
予備校の講師は、そもそも社労士として独立している人ばかりなのでかなりリアルな話がきけるはずです。
実務講座については、大手予備校(大原、TAC、LEC)で受講ができます。
個人的には、就職実績や専門学校に近い予備校なので【資格の大原】をおすすめします。
社労士になって30代の収入を正直に公開

社労士を目指す【まとめ】
いかがでしたか?
『努力し手に入れた社労士資格がこんなに役に立たないの?』
そんな気持ちになった方もいるかもしれません。
そう思いながら、実務経験がないなかで努力して社労士資格をゲットしましたが、現実はそうは上手くいかないもので社会は厳しかったです。
でも、実務経験&社会人経験ともにゼロだったしゅん太郎も今では社労士歴10年以上となりました。
- 受験中も求人探し
- 実務スキルは必須
- 実務講座を利用する
- 求人の間口が地味に狭い
- 独立志向にはおすすめ資格
しゅん太郎も、すんなり社労士として就職できたわけではありません。
でも社労士なってしまうと、あとはあなたのひらめき次第でかなり役に立つ資格です。
ちなみに、しゅん太郎はこうしてブログで社労士情報を発信しています。