【実体験】妻が教育訓練給付で看護師を目指した話!コスパ良すぎたサポートで資格取得!
- 資格取得したい
- 収入減少が不安
- 会社を辞めるのが不安
学生時代に資格を取得して社会人になるのが一番の早道です。ですが社会人になってホントにやりたいことを見つける大人もたくさんいます。
筆者の妻がその1人です。
2人の子供を出産したのちに看護助手として医療現場で働くなかで、しだいに看護師になりたい気持ちが強まり目指すことにしました。
でも、子育てしながらの勉強や学費と不安で踏みとどまる人も多いかもしれません。
わが家は非常に不安でしたが、雇用保険の教育訓練給付金を利用してなんとか乗り切ることができました。
この記事では、筆者の妻が看護師を目指した実体験を紹介していきます。
『あのとき頑張ればよかった』はいつでも始められる!
教育訓練給付の具体的な解説はコチラ
妻が看護師を目指した状況
まずは、どこからどのように補助してくれるのかを知っておきましょう。
[jin_icon_check_circle color=”#e9546b” size=”18px”]補助はどこから?
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[chat face=”しゅん太郎.jpg” name=”しゅん太郎” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]ハローワークから‼[/chat]
[jin_icon_check_circle color=”#e9546b” size=”18px”]どのように補助?
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[chat face=”しゅん太郎.jpg” name=”しゅん太郎” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]半年ごとに学費の一部を補助してくれるよ‼[/chat]
専門実践教育訓練給付の資格費用の補助内容は?
具体的な金額や条件のまえに、専門実践教育訓練給付金の内容を簡単に説明します。
- 学費の一部を補助
- 卒業後の就職を補助
- 就学中の収入に対する補助
*1:1年40万、2年80万、3年120万(上限)
*2:補助額は最大168万円
*3:就職後に補助
専門実践教育訓練給付は上記の3つの内容を頭にいれて、読み進めてください。
メイン補助として、専門学校などの対象校に入学すると学費の一部を補助(上限40万円)してくれます。
ちなみに雇用保険に加入していることが条件なのですが、保険料は給料の3/1000程度です。(※職種にもよりますが大半は3)
毎月の安い雇用保険料をはらっていたことで、就学中・資格取得後の就職までに大きな補助が受けられます。
(※具体的な条件は後述)
専門実践教育訓練給付の資格費用の具体的な補助額は?
それでは、専門実践教育訓練給付金の補助額について具体的に紹介していきましょう。
*1:就学中の補助を差し引いた額
順をおって説明していきます。
[jin_icon_book color=”#e9546b” size=”18px”]補助額:50%
学費に要する費用を、年間40万円を上限として半年ごとに補助してくれるのです。
妻の准看護学校を例で挙げてみましょう。
[jin_icon_star color=”#e9546b” size=”18px”]准看護専門学校(2年制)
- 入学金:10万円
- 学 費:36万円(1年目)
- 学 費:36万円(2年目)
- 教材等:15万円
- その他:60万円
2年間合計 約160万円
その他の内訳には、医療系なので施設維持費や後援会費といったものがあります。
(後援会費が年間20万円と高すぎ‼)
ここまで詳細に項目を分けたのには理由があります。
ハローワークなどで制度を調べると、ついつい勘違いしてしまうポイントが教育訓練経費の内訳なのです。
費用の50%ということは、妻の場合は2年間合計160万円なので2年制の上限80万円がもらえると思ってしまいがちです。
しかし、費用の対象と認められるものは【入学金】と【学費】のみとなります。
つまり、1~3の入学金10万円と学費72万円(2年間の合計)が費用対象です。
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この具体例が、ハローワークの説明がわかりづらくややこしい用語が並ぶので、自分が目指す資格の学費を間違って計算して費用のプランを立ててしまうのです。
あくまでも、入学金と学費が対象になるのであなたが目指す専門学校などの年間費用の内訳をしっかり確認しましょう。
[jin_icon_book color=”#e9546b” size=”18px”]原則:2年(最大3年)と給付日
それでは、妻を准看護学校を例にもらえる給付額を計算してみましょう。
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[jin_icon_star color=”#e9546b” size=”18px”]4月入学*1
(※入学金と学費の合計82万円)
82万円×50%=41万円
- 1年次の10月:14万円*2
- 2年次の4月:9万円
- 2年次の10月:9万円
- 卒業時の4月:9万円
*1:入学した半年後から給付が始まる
*2:初回は入学金の50%が含まれる
学業を開始した日が仮に4月1日からだった場合は、初回の補助は10月1日となります。
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[chat face=”しゅん太郎.jpg” name=”しゅん太郎” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]入学時に補助はないから気を付けよう‼[/chat]
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[jin_icon_book color=”#e9546b” size=”18px”]採用後:20%
これは簡単にいうと、就職祝いといったとことろでしょう。
こちらも妻を例に挙げます。
[jin_icon_star color=”#e9546b” size=”18px”]対象学費費用の70%
(妻の場合82万円)
82万円×70%=約57万円
(※就学中41万円補助)
57万円-41万円*1=16万円*2
*1:就学中の補助分を差し引く
*2:資格取得後1年以内に就職が条件
妻の場合は、通学中の41万円と就職時に16万円の補助の合計57万円が受けられることになります。
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[chat face=”しゅん太郎.jpg” name=”しゅん太郎” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]就職祝いみたいで本当に助かる補助だよ‼[/chat]
ちなみに、3年制で学費合計が240万円を超えてくると最大168万円の補助が受けられます。
資格取得の補助は学費だけじゃない教育支援給付金‼
これは学業専念で行く人にとっては、だいぶ助かる補助かもしれません。
ちなみに、私の妻は利用していませんが紹介していきます。
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[chat face=”しゅん太郎.jpg” name=”しゅん太郎” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]卒業までの通学の日数分補助が出るよ‼[/chat]
この教育訓練支援金という補助は、アルバイトやパートしながらの人は対象外になります。
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[jin_icon_star color=”#e9546b” size=”18px”]教育訓練支援給付金
- 45歳未満
- 就学中働いていない
- 基本給付に相当する8割※1
- 2か月ごとに申請
- 通学率8割以上※2
- 卒業時までずっと※3
※1:失業保険の給付額の80%
※2:8割下回ると支給停止
※3:通信制や夜間制は対象外
少しややこしいですが、基本給付とはハローワークからの一番の補助になる失業保険のことです。
失業保険は直近の平均給料の8割(上限)が失業保険として支給されます。
(※年齢や高収入になればなるほど割合が下がります)
その基本給付の8割が【教育訓練支援給付金】として、学校に行った日数分が2か月ごとにまとめて補助されます。
2か月ごとに、ハローワークに行かなければんならないのが手間ですが、主婦業をこなしながら専門学校に通う人にとっては卒業時までの補助はかなり助かる制度です。
当然ですが、学校を休んだ日数分減額されますし、2か月ごとに申請するさいに通学が8割を下回ると、その後の全ての支援給付金の補助は停止となります。
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[chat face=”しゅん太郎.jpg” name=”しゅん太郎” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]支援給付金を補助が手厚い分、審査も厳格です‼[/chat]
妻のクラスの人は、教育訓練支援給付金を利用しているようで休んだ分もらえないことから皆勤賞だそうです。
ちなみに、雇用保険に加入しない程度(週に20時間未満)であれば働けるので教育訓練支援金と併せれば、月々それなりの収入になるのでかなりいい制度といっていいでしょう。
専門実践教育訓練給付の資格費用の補助を受ける条件!
これまで、補助の内容や金額に触れてきましたが誰もが対象になるわけではありません。
ですが、条件を満たすハードルは決して高くないです。
なので専門実践教育訓練給付金の補助を受けることを前提とした、資格取得のプランを立てることをオススメします。
専門実践教育訓練給付の資格費用の補助を受ける条件は?
誰でも満たせる条件となっていますので、みていきましょう。
[box02 title=”補助を受ける条件”]
- 雇用保険に加入
- 2年以上働いている*1
- 毎月11日以上出勤
- 上記を満たした離職者*2,3
[/box02]
*1:2回目の補助以降は3年以上
*2:離職中でも1年以内に入学すればOK
*3:申請すれば期間延長できる
どうでしょうか?
ようは、正社員であれば単純に2年間を働けば満たせます。
そうでもなくても、契約社員、アルバイト、パートであっても雇用保険に加入して毎月11日以上出勤していれば対象になるのです。
さらに離職中でも、1~3の条件をクリアして1年以内に入学すれば補助の条件クリアとなります。(※育児、介護等の理由をハローワークに申告しておけば最長20年間延長できる)
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[chat face=”しゅん太郎.jpg” name=”しゅん太郎” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]アルバイトやパートでも雇用保険に加入していれば条件を満たせるよ‼[/chat]
アルバイトやパートの私には無縁と思っているととてももったいないです。
もし、アルバイトやパートの人が専門実践教育訓練給付の補助を受けたいのなら必ず雇用保険に加入できる仕事を探しましょう。
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[chat face=”しゅん太郎.jpg” name=”しゅん太郎” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]アルバイトでも学生は雇用保険の対象外だよ‼[/chat]
専門実践教育訓練給付の資格費用の補助の対象校は?
気になるのは目指す資格の専門学校が対象なのかですよね?
ちなみに、冒頭で伝えた【士師業】はかなりあります。
看護師、准看護師、介護福祉士、理学療法士、建築士、調理師、美容師、と挙げればきりがないです。
あなたが目指す大半の資格専門学校や教育訓練学校は対象といっていいでしょう。
[jin-yohaku10]
[chat face=”しゅん太郎.jpg” name=”しゅん太郎” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]ちなみに現在の対象講座は2000を超えるよ‼[/chat]
気になる場合は、ハローワークの【教育訓練給付制度】で調べられます。
(※検索ページは若干重めです)
対象資格と、対象校でぜひ調べてみて下さい。
しいて専門実践教育訓練給付の制度の不便な点をあげるとしたら、資格は対象であっても対象校が近くにないと通学は遠くなってしまいます。
ですが、専門実践教育訓練給付の補助額はかなり魅力的です。
多少の通学時間は、我慢すべきでしょう。
[box04 title=”補助のまとめ”]
- 年間40万円上限の補助(最大3年)
- 入学金と学費が対象
- 1年以内に就職でボーナス
- 離職中なら支援金の補助
- 2年間雇用保険に加入
- 毎月11日以上出勤
[/box04]
いかがですか?
出来うるかぎり、専門用語を使わずに説明をしてみました。
資格取得は、職の安定にも繋がらいますが、なにより自分の自信に繋がることがなによりもでかいです。
私も、社会保険労務士資格(一応Aランクの難関資格)を取ってから本当に自信に繋がりました。
ぜひ、費用面の補助をしっかり受けて資格取得を目指しましょう。