(※更新日 2020/10/07)
准看護学生の妻(30代)とともに暮らす、社労士しゅん太郎です。
今、キャリアップを目指して資格を取得する人が増えています。
他ならぬ私の妻もキャリアップを目指して、准看護師専門学校に30代でまさかの入学。
30代だし、40代だし、と看護師を目指すことを諦めていませんか?
- 医療系の資格を取りたい
- 30代40代で入学が不安
- 准看護師を目指したい
- 正看護師を目指したい
30代40代のあなたの後押しになればと思い、妻のクラスの統計を含め看護学校ライフを紹介していきます。
とりあえず、先に結論
30代40代の年齢が主役「准看護師学校」
といっても過言ではないくらい30代40代は多いです。
妻の准看護師クラスは31人いるようで、割合としては驚きの結果
10代 | 8人 |
---|---|
20代 | 3人 |
30代 | 10人 |
40代 | 8人 |
50代 | 2人 |
なんとなんと、50代の方もいるようです!!!
いやぁ、心底自分ってまだまだ若いなと感じる結果です。
そして、その中には親子で一緒に准看護師専門学校に入学したらしく、まさかの同じクラスといのも驚きです。
もはや同級生といっていいのかわかりません。
准看護師専門学校は2年制で、先輩の割合も確認したら割合的には似たり寄ったりのようです。(現在は2年に進級出来ました)
それもそのはず、厚生労働省の調べによると、ここ10年で准看護師を目指す人が増加傾向にあるそうです。
ちなみに、30代は1.5倍に増加
40代で悩んでいる方、まだまだいけます。
ましてや30代、、、時間はあり余っているといっていいでしょう。
その先の、正看護師も十分に目指せます。
30代40代は社会人入試枠で准看護師を目指そう!
30代、40代でも看護師を目指せるということは学生の割合でもわかっていただけたかと思います。
しかし、当たり前ですが准看護師専門学校に入学する為には試験があります。
なんとなく、医療系の入学試験はハードルが高く感じますよね?
最近では、社会人の入試枠を設けている学校が増えてきているようです。
まぁ、30代40代が若さで高校卒業したばかりのピチピチな学生に劣ります。
その他にも慢性的な看護師不足や、少子化もあり学生数が減っているという事情もあるのでしょう。
私の妻は、一般入試しかない准看護師専門学校だったので社会人枠はなかったのですが、そのような枠がある学校を探してみるのも手です。
私も調べてみましたが社会人入試制度のある学校メチャクチャありました。
『看護学校』『社会人入試』のワードで調べれば簡単に出てきます。
試験内容としては、一般入試に比べて試験内容は簡単なようです。
ちなみに、私の妻が入学した准看護師専門学校も一般入試といっても小論文や簡単な試験と面接のみでした。
30代40代とはいえ焦らず正看護師に!
私の妻も30代のあいだに正看護師を目指しています。
准看護学校の先生にもやはり勧められるそうです。
妻も一時期、准看護師ではなく正看護師学校を目指そうと考えていました。
苦労はするでしょうが、一気に正看護師を目指した方が近道だと思ったのです。
しかし、看護助手をしている職場の上司に相談したら子供が小さいし生半可な気持ちじゃついていけないと准看護学校を勧められました。
准看護学校を勧める理由としては、子育て世代である30代や40代でも間口が広いということ!!
30代40代でも准から正看護師を目指せる
夫婦共働きが当たり前のなか、片方がパートやアルバイトになるならまだしも、それを飛び越えて学生になるなんて大変です。
それが、准看護学校だと正看護師に比べ、比較的現状維持をしながら資格取得が可能です。
これは看護師資格を目指す上で、非常に重要な要素だと思います。
准看護学校の方が法律で規定されている学習時間が少ないのです。
基本的には週5日の内、4日間は半日授業なのでそれ以外の時間は仕事にまわせます。
それに、准看護師専門学校に入学する人は社会人だった人も多くハローワークの手厚い支援を受ける事もできます。
https://syuntaroo911.com/kyouhoken-kyouiku
結果、資格を取得することで正看護師資格を目指すさいに半日授業の正看護学校に入学も可能です。
30代40代にとって正看護師学校は学費や労力がキツイ
30代40代ともなれば、子育てをしながらマイホームも購入、もしくは検討しているなんてご家庭は多くあるはずです。
ともなれば、子供の教育費、住宅ローン、車のローンとあくせくする世代です。
私たち夫婦も、まさにそんな日々をすごしています。
確かに、いきなり正看護師を目指した方がはるかに近道です。というか王道です。
それはもちろんわかってはいますが、大人となれば様々な責任がつきもの。
責任には、時間もお金も必要です。
比較的学費の安い准看護学校を、目指すことも選択の一つと言えるでしょう。
ちなみに、私の妻が行っている学校は年間80万円(それでも高いほう)。
正看護師の学校ともなれば、大半の学校が年間100万円は軽く超えます。
さらに、准看護学校は2年制に対し正看護学校は3年制。
学費や学習時間という面では、比較的働きながら通える准看護学校よりも正看護学校の方が倍以上の費用が必要です。
現在の生活を維持しながら、まずは准看護師資格から目指してみてはいかがでしょうか?
30代40代でも准看護師資格があれば就職先はたくさん
准看護師資格をとっても正看護師よりも不利だし、、、と心配になる人もいるでしょう。
時間と費用をかけて苦労してとっても、就職出来なければ意味がありません。
ですが、安心してください。看護師は本当に不足しています。
病院、クリニック、老人福祉施設と十分にあります。
ちなみに、私の妻は腎クリニックで看護助手をしているので准看護師を取得後はそのまま働く予定です。
しかし、残念ながら医療ドラマなんかに出てくる大きな病院での就職は期待できないでしょう。
大きな病院だと、正看護師しか採用しない理由があったりしますので別記事でどうぞ。
https://syuntaroo911.com/nurse-associatenurse
焦ったところで、早送りして資格を取得することは出来ません。
しかし、就職口は十分にあるので、大きな病院での就職をしたいのなら焦らずステップアップを楽しみながら、准看護師から徐々に成長していきましょう。
30代40代が学費で准看護師資格を諦めるのはNG!
年齢を気にするならまだしも、学費を気にして諦めるのなら損というか、大損でしょうね。
やっぱ向いていなかったから別の仕事に転職なんていったら、逆に大損ですがw
しっかりと明確な意思で看護師を目指すのであれば、学費で諦めるなんてことだけはやめましょう。
調べてみると准看護師の資格取得に必要な費用は、
100万円~200万円とされています。
嫁の学校は、2年間でほぼ200万円に近い金額でした。
(※学費と消耗品等々を含めて)
そのくらいの費用であれば正直いって、数年で回収出来ると思います。
一般的な事務仕事と比べ、看護師の給料はいいです。
(嫁の職場、系列調べ)
収入面でも大きなメリットがあると思ったので、応援しています。
もちろん人の命を扱う仕事で大変な仕事ですし、選ぶ職場によっては夜勤なんてのも当たり前になります。
しかし、他の職種に比べて、やりがい=待遇にズレが少ない職種だと思うので頑張ってほしいです。
なので学費だけがネックになっているのなら、そんなことで諦める必要はないと思います。
ちなみに、私たちの家計簿も参考にしてみて下さい。
結構、ギリギリからのスタートをしています。
https://syuntaroo911.com/kakeibo3
いかかがでしょうか?
30代のあなた。
40代のあなた。
そして、50代のあなたも。
まだやれると少しでも思って頂けたら、
広い広いネットワークの世界にポツンっと落っこちているこの記事の意味もあります。
- 30代なんて若すぎる
- 40代でも看護師を目指せる
- 50代も准看護師を目指してる
- まずは准看護師を目指そう
- 学費や年齢で諦めるのはNG
人生100年時代です。
30代40代なんてまだまだ若造です。
諦めずにチャレンジしましょう!!